ウルドゥー語研究の家(دار التحقیق اردو)

ウルドゥー語研究&南アジア・イスラーム研究を行なっています。

2022-01-01から1年間の記事一覧

『ペルシアの讃美歌』「ゲーテにこの本を読んで頂きたかった!」

今回もイクバール生誕日に公開された記事で、イクバール研究の碩学の一人、ムハンマド・ハムザ・ファールーキーの著作を紹介している。 Parekh, Rauf. 2020 (November 9). Literary notes: Zaboor-i-A’jam: ‘I wish Goethe had read this book!’, Dawn.(202…

『さて何をなすべきか、おお、東洋の諸民族よ』なぜイクバールは1000ルピーの小切手を返還したのか

ラウフ・パーレーク博士はイクバールの誕生日である11月9日前後に毎年イクバールに関する記事を投稿している。今回は昨年2021年に書かれたイクバールのペルシア詩集に関する記事を紹介する。 Parekh, Rauf. 2021 (November 8). Literary Notes: ‘Pas Che Bay…

真正で読みやすいイクバールの伝記が求められている

いつの間にか2022年になってしまった。昨年は本腰を入れて取り組むことができなかったので、2022年の目標は本ブログで100本書くことにしたい。3日坊主で終わらないことを祈るが、今後数回にわけてパキスタンの建国詩人ムハンマド・イクバール(1877-1938)を…